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■コンタクトレンズの正しい選び方
コンタクトレンズの種類はハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズ、使い捨てソフトコンタクトレンズの3種類があります。どの種類を選ぶべき初めての方には判断材料がなく、お困りの方が多いかと思います。目は非常にデリケートな部位ですので、慎重に選びましょう。
(1)ハードコンタクトレンズ
<長所>
1.目に対する長期的な影響が最も少なく、安全性が高い
角膜は空気中の酸素を涙を通して摂取しています。ハードコンタクトレンズは人が瞬きをする度にレンズが動き空気中の酸素が目に行き渡りやすいため、角膜の酸素摂取の点ですぐれています。
2.乱視の矯正効果が強い
ハードコンタクトレンズは目の歪みによって形が変わらないため、乱視の強い人、場合によっては円錐角膜などの不規則な乱視の人においてもすぐれた乱視矯正効果があります。
3.目にキズがついてもすぐ治る
目にゴミが入った場合は激しい痛みをともない、異物が目に入った事を直ぐに知らせる事ができます。
<短所>
1.装着感が悪い
個人差はありますが、装着初めは違和感があります。
激しいスポーツには向いていません。
(2)ソフトコンタクトレンズ (使い捨てではないタイプ)
<長所>
1.ハードコンタクトレンズとは逆に装着感がよい
2.激しいスポーツにも適している
<短所>
1.ハードコンタクトレンズとは逆に安全面で劣っている
角膜をすっぽり覆うため酸素供給に劣る
2.乱視矯正効果が弱い
乱視矯正効果を付加したトーリックもありますが、トラブルの多いレンズです。
3.キズがついても違和感が少ないため、キズを深くしてしまうことが多い
異物が入っても気付かない事もあり長時間放置してしまう場合がある。
(目に傷がつく)
4.汚れがつきやすい
汚れによるアレルギーが発生する可能性が高い
5.水分が蒸発しやくドライアイの人に不向き
。
(3)使い捨てのソフトコンタクトレンズ
レンズに汚れが付着する前に交換するので、もっとも安全性の高いコンタクトレンズといえます。 但し、1週間連続用はやはりトラブルが多いようです。このタイプの欠点はコストが高い事が言えますが、目の健康を維持するためにはもっとも安全で使い勝手のよいコンタクトレンズといえます。
但し、使い方を守って(特に交換時期には注意を払って)使用しないと目に非常に強い障害を引き起こす恐れがありますので気をつけてください。
(4)結論
・激しいスポーツをする方 →使い捨てソフトコンタクトか普通のソフトコンタクト
・装着感重視 →使い捨てソフトコンタクトか普通のソフトコンタクト
・アレルギーがある →使い捨てソフトコンタクトかハードコンタクト
・乱視が強い、ドライアイがある →ハードコンタクト
・安全性を重視する →ハードコンタクトか使い捨てソフトコンタクト
・コストが気になる →ハードコンタクトか普通のソフトコンタクト |
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■地域別コンタクトレンズ取扱店紹介
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